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雨龍図目貫 短冊銘 貞寿
"Amaryu" rainy dragon
Sadahide

明治
東京向島
赤銅地容彫色絵
表五二・二㍉
裏五二㍉
上製落込桐箱入
Meiji Era
Mukojima, Tokyo
Shakudo ground with carved overglaze inlay
Front: 52.2 mm
Back: 52 mm
High-quality paulownia wood box
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120,000
円(税込)
00:00 / 01:04
目貫
2291
No.
貞(さだ)壽(とし)は幕末の水戸金工大川貞幹の子で、高い技量の持ち主であったにもかかわらず、活躍は惜しくも廃刀令の後。
緊張感に満ちた彫口からなる本作の雨龍を眺めても、時代に流されることなく、丁寧な仕事をしていた金工の姿が窺い知れよう。
漆黒の赤銅地は表面の光沢が強く、流れるような姿態の龍神が量感豊かに彫り出されて存在感も豊か。丸みがあって強く張った胴体、宙を掻く手足、窪んだ眼窩に金の色絵で光る眼玉、巻き返した尾の先端の様子にも力が感じられる。

音声解説
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